クラウドマイニングとは、クラウドを利用したマイニングの事をいい遠隔でビットコインやその他のアルトコインを採掘する為にできた手法の事です。
近年、マイニングを行うにあたり場所や電気代、マシン（PC）代などが高騰化して来ています。マイニングは膨大な計算力を必要とし、単独採掘では採掘難易度の上昇により利益が取りにくくなって来た為、採掘者（マイナー）達は、クラウドマイニングを考えました。
採掘者はクラウドマイニングサービスプロバイダが提供するハードウェアの一部を購入し、マイニングプールの設定、ハードウェアやメンテナンスを提供します。そして、単独採掘ではなく共同採掘により、コストを軽減化させマイニングを行いその一部を暗号通貨で報酬として受け取る事ができます。
単独採掘では、自分で全て設定や管理をする専門的な知識が必要になります。その中に、プログラミングや騒音対策、マイニングプールの設定、湿度管理といったものが挙げられます。
クラウドマイニングで有れば、専門知識を持ち合わせた管理者によって管理され参加するだけで配当の一部を受ける事が出来ます、しかし、クラウドマイニングにはデメリットも多く存在します。クラウドマイニングの利益額は暗号資産の価格によって変動し価格が暴落した場合、利益を得にくい事や、クラウドを提供する企業が倒産したりサービスを提供しなくなった場合などが挙げられます。
過去の事例として、資金調達だけの為にクラウドマイニングを提供しそのサービスが実在しなかった事も幾つかのサービスの中には有りました。サービスの提供を受けるにあたり、国・場所やサービス・利用実績などを確認しておく必要があります。
また、クラウドマイニングを名乗る悪質なウェブサイトなども存在することもあります。そういったウェブサイトへのアクセスには十分気をつける必要もありそうです。
