2008年アメリカでリーマンショックが起こりました。リーマンショックにおいて、アメリカ政府は記帳券を持っていた為貨幣を乱発できました。
サトシ・ナカモトはこれではダメだと感じ、新たな支払いシステムの構築を考えるようになり、論文を書いてサイファーパンクに公表しました。
サトシ・ナカモトとは?
サトシ・ナカモトはビットコインの生みの親です。
2008年11月1日・論文「ホワイトペーパー」をサイファーパンクで発表しました。2009年1月3日に最初のビットコインをフィンランドのヘルシンキにある小型サーバーで最初のブロック つまり、ジャネシスブロックを作り、報酬として50BTCを獲得しました。
ジャネシスブロックのビットコインを動かせる人こそ本物です。では、誰がサトシ・ナカモトなのでしょうか?
これまでサトシ・ナカモトは何人も現れました。2013年には実績ある数学者 望月新一がそうだと名指しされました。しかし、証拠はありませんでした。
2014年 サトシ・ナカモトのメールボックスがハッキングされて見つかったのがドリアン・ナカモトです。しかし、ドリアン・ナカモトはアドレスとパスワードを手に入れただけだとして、否定しました。
2016年クレイグライトはサトシ・ナカモトを名乗り秘密キーも提供できると名乗り出ました。しかし、クレイグ・ライトは周囲からの質問に対応できず発言を撤回する事になってしまいました。
結局、サトシ・ナカモトの事を誰も知りません。
ビットコインとは?
サトシ・ナカモト発案のピアツーピア分散型デジタル通貨です。2009年サトシ・ナカモトは最初のブロック採掘で50BTCの報酬を獲得しました。採掘報酬は4年ごとに半減します。計算では2140年発行上限の2100万BTCに達し採掘は終了します。
そして、サトシ・ナカモトはビットコインを記念しその日の<タイムズ>紙のトップ見出しTHE TIMES 03/JAM/2009 CHANCELLOR ON BRINK OE SECOND BAILOUT FOR BANKS をジェネシスブロックに刻みました。
このおかげで、ビットコインの誕生の瞬間がはっきりしたのです。それから、ビットコインは次第に認可される様になって来ました。
ビットコインの採掘
ビットコインの採掘は(マイニング)と言いマイニングは(採掘)と言います。
マイニングは計算を競って報酬を得る事を意味しビットコインは計算力の競い合い獲得する事が出来ます。ビットコインは難易度調整で採掘の難易度を抑えています。
10分ごとにネットの採掘者が一斉に計算を始め、記帳権と報酬を競います。計算力が上がり続ければビットコインはすぐに掘り尽くされてしまいます。
約10分で1ブロックというペースを守るため、サトシ・ナカモトは難易度を設定しました。2016ブロック、約2週間ごとに調整し1ブロックに10分ほどかかるようにしてあります。
では、誰が計算するのでしょうか?当然、人の手で計算していると計算が遅すぎて報酬を得ることができない為、コンピュータで計算力を競います。その為、日々難易度が上がり報酬を得る事が難しくなっていきます。
マイニングが何をしているか?それは、すべての取引記録を取引台帳に追記していく作業になり、その追記の処理には、ネットワーク上に分散されて保存されている取引台帳のデータと、追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を取りながら記録すること。これらをコンピュータで行う事でビットコインの安全性を保ってネットワーク上でビットコインの管理、または、取引が上手く行われ計算した人にビットコインがもらえる。これがマイニングです。