日本に暗号資産/仮想通貨が広まった時、ビットコインやイーサリアムと同時にリップルも人気の暗号資産として広く知れ渡りました。しかしながら、まだリップルについてどんな暗号資産なのか知らない人も多いのでは無いでしょうか。今回は、リップルについて今後の将来性と仕組み・メリットなどを解説して行きます。
リップルとは?
リップル(XRP)は従来の国際送金において、送金手数料の高さや送金に掛かる時間を解決する為に「Ripple Labs Inc.」、クロスボーダー決済・送金ネットワークプロトコルを開発する米国のフィンテック企業によって開発された暗号資産です。
主に、ブリッジ通貨として活用され国際送金の流動性コストを大幅に削減できるのがリップルの特徴です。
リップルが提供する、RippleNet には、世界40ヵ国以上の300を超える金融機関が参加しており、日本では、SBI銀行や三菱UFJ、みずほ銀行といった大手銀行などがあります。
公式HP | XRP 公式ホームページ |
ホワイトペーパー | XRP ホワイトペーパー |
通貨単位 | Ripple / XRP |
コンセンサスアルゴリズム | XRP Consensus |
発行上限枚数 | 1000億枚 |
送金速度 | 4秒程度 |
取引可能な販売所 |
中央集権的な概念を持つ
リップルにはビットコインの様な非中央集権的な概念は無く、しっかりとした管理主体が存在します。「Ripple Labs Inc.」によって全て管理されます。その為システムに関わる事や取引に関わる事は全て「Ripple Labs Inc.」によって行われます。
発行上限数量は 1,000 億 XRP で、既にすべて発行済みでの為ビットコインの様な採掘によって新たなコインが発行される事はありません。
また、「Ripple Labs Inc.」はすでに大量のリップルを保有し毎月少しづつ市場に放出する事で運営資金を確保しています。