IEOとは?Initial Exchange Offering(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の略称で資産調達のためにブロックチェーンプロジェクトが発行した暗号通貨を暗号資産取引所が販売するサービスのことをいいます。
ブロックチェーンプロジェクトは暗号通貨の売り上げを資金源にして開発などを積極的に行う事ができます。
その暗号通貨を買った人の1番のメリットは暗号通貨の価格が上がることで利益を得ることができる点です。
簡単に説明するとうまくいくプロジェクトの暗号通貨を最初から買うことができれば利益を出しやすいという事です。
IEOの大きな特徴は、暗号通貨の販売を暗号資産取引所が直接行う事ができる点に有ります。
IEO以前に流行っていたICOは
ブロックチェーンプロジェクトが直接暗号通貨を販売していた為、そのブロックチェーンプロジェクトが本当に開発が進んでいてどの様に進んでいくのか、見極める必要がありました。
ユーザーでは見極めが難しい事や
資金が集まらず開発を辞めたプロジェクトや、資金調達の為だけに資金を調達したプロジェクトが横行する事が多くあり、そのプロジェクトに投資をしたユーザーが損をする事が多くありました。
その欠点(リスク)を補う事ができるのがIEOです。
IEOでは暗号資産取引所のプロが、ブロックチェーンプロジェクトの信頼性や将来性を見極めて販売を行います。
IEOのメリットは
「プロが見極めた暗号通貨を買う事ができる」
「上場が決まっている為ICOよりはIEOの方がリスクが低い」
「初心者でも安心して投資のチャレンジができる」
などが挙げられます。
IEOはすでに海外でも実施されており、
世界利用者数第一位のバイナンスではすでに14種類の暗号通貨がIEOで販売されています。
他にも、Huobiなどの暗号資産取引所がIEOを販売しています。
そのうちの多くの暗号通貨が上場後に値上がりを見せIEOへの注目度が急上昇しました。
そして、国内初となるIEO:Initial Exchange Offering(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の取り組みに名乗りを上げたのがCoincheck(コインチェック)です。Coincheckは実現に向けてHashpalette、Link-U、HashPortと共同プロジェクトを発足しました。
このIEOの取り組みが成功すれば、国内初のIEOとなる可能性があります。
今後の、IEOの将来性と新たな資金調達方法として期待が高まりそうです。