暗号資産の用語で良く使われるKYCとは?

KYCとは?

KYCとは、「Know Your Customer」の略で、顧客を確認するという意味で良く使われます。つまり、本人確認書類や手続きを行う際に、この事が用いられます。

通常、銀行口座や証券口座を開設する際に本人確認書類の提出が求められます。暗号資産(仮想通貨)取引所/販売所も同様に口座を開設する際に、顧客に本人確認を求めます。これは、法律によってKYCが義務付けれれているからです。

KYCを顧客に求める大きな目的として、マネーロンダリング(資金洗浄)・テロ資金供与などが有ります。これによって、犯罪を抑止する狙いがある為です。

KYCを義務付ける事により、暴力団やテロ組織などの反社会的勢力に流れるお金を特定したり犯罪に関与する資金を特定する狙いも有ります。

日本では、銀行口座や証券口座、仮想通貨などお金に関わる取引にはKYCが義務づけられています。又、KYCは口座開設の場だけではなく、出会い系や様々な分野で使われる事も有ります。